奥武蔵ハイキングコース〜奥武蔵・秩父の旅


蕨山(名郷〜蕨山〜藤棚山〜名栗湖)

名郷は名栗村の最深部。いくつかのハイキングコースの起点となっており、休日朝の飯能からのバスからは多くのハイカーが降り立ちます。車の場合はバス停手前のトイレの脇に何台か置ける有料駐車場があり鳥首峠への周遊やバスを利用した回遊も可能です。
バス停から川沿いに少し戻り、ワラビ入にかかる小さな橋が出発点です。 林道を登って行くとまもなく未舗装となり、砂防ダムが終点で、そこから右手の尾根へのやや急な登りがしばらく続きます。上部に空の明るさが見えてくると尾根道に達し、展望、日当たりも良く一息つけます。 しばらくの緩やかな登りの後、やや岩場混じりとなり、手で支えながらの急登となります。しかし道自体はそれほど危なくはありません。次々と小ピークを踏んで、稜線の分岐にでます。


名栗は林業の村

ワラビ入りにかかる橋

尾根道で一息

正面の突起は伊豆ガ岳と古御岳

分岐点
左の写真は3月中旬の時のものです。
たかだか標高1000m程度とはいえ、まだかなりの残雪がありました。右が有間山、左が蕨山方面です
蕨山は標高1033m。実際の蕨山のピークは西側にある1044m峰ですが、標識はこちらが山頂で1044mとなっています。せめて標高だけでもきちんと表示して欲しいものです。いつも多くの人で賑わっています。さほど広くないので昼食時は満員の場合も・・・かなり木立で遮られていますが、展望は北〜東側に開けています。
蕨山から藤棚山、大ヨケノ頭にかけては素晴らしく美しい道です。新緑、紅葉とも見事です。やや距離はありますが、危険なところもなく、きつい勾配もさほどないので、奥武蔵屈指の快適なハイキングコースでしょう。 藤棚山でルートは右に大きく曲がります。 次第に下っていくと山火事の後があり、植林も多くなってきます。

蕨山頂上は人気スポット

美しい雑木林の森

藤棚山にはベンチが

休憩したくなる頃に分岐点に差しかかると、それが大ヨケノ頭です。名栗湖に直接ここから下りることも可能です。有間小屋はだいぶ以前に廃業してしまいましたが、まだここには案内が残っていました 。
ここからはほとんど平坦に近い道となり、快適に行程をかせげます。ほとんど気がつかないうちに金毘羅山を過ぎ、右手には鳥居観音の頭がかいま見ると金毘羅神社です(この後火事で焼失とのこと。2002年現在)。鳥居観音にそのまま下るか、鳥居をくぐって名栗湖(河又)に降りるかの2ルートがとれます。今回は右手の階段を下って名栗湖に向かいます。下る間もなく湖が近づいてきて、突然伐採跡に出ると、それは見事な展望でした。道を直進し、河又にも出られますが、この斜面を一気に下るとダムサイトの脇にでます。この斜面は伐採後のため道がやや不明瞭ですので、道を確かめながら下ってください。


今はなき有間小屋

金毘羅神社の鳥居から下る

名栗湖と正面が白谷沢、棒の折