奥武蔵ハイキングコース〜奥武蔵・秩父の旅


天覧山から多峰主山

天覧山周辺は飯能市民の憩の場として気軽に訪れることのできるハイキングコースとなっています。西武池袋線飯能駅の北口からは徒歩約20分、東飯能からは30分程。バス利用の場合は、名栗方面行きか西武日高飯能行きで、市民会館下で下車し、市民会館駐車場向いの小さい公園脇から舗装された道を登ります。

能仁寺

天覧山中段

十六羅漢
すぐ横には能仁寺がありますので立ち寄ってみましょう。飯能の武家山中氏と黒田氏の菩提寺として栄えた後、明治元年に彰義隊の一派と政府軍による、いわゆる飯能戦争により焼失しましたが、昭和11年に再建されました。美しい庭園は必見です。またここのご住職が長嶋、王選手との交流があることはTV等でも紹介されています。
ほどなく天覧山中段と呼ばれる小さな広場に出ます。ここにはトイレや奥武蔵自然歩道の案内板がありますので、これから歩くルートを決めましょう。山頂に登るルートは2つあり、メインは十六羅漢を経由しての道で小さな岩場があります。

天覧山山頂
標高195m、桜とツツジ、紅葉の名所です。以前は羅漢山と呼ばれていましたたが、明治16年に陸軍の演習を明治天皇が視察されたところから天覧山と名称が改められました。市内が一望のポイントのはずなのですが、残念ながら現在は木の枝で市の東側があまり見えません。展望に関しては次の多峰主山に譲ることにしましょう。目の高さにこれから行く多峰主(とうのす)山を望みながら雰囲気のよい明るい坂道を一気に下ります。下りきると左は能仁寺へ戻り、右が多峰主山方面です。

飯能笹の湿地帯

尾根道(市道)

多峰主山山頂

下ったところにある湿地帯には源氏蛍の貴重な自生地があり、梅雨時の夜は蛍見物の人で賑わいます。木橋を渡り進むと、一面に笹が生い茂っているのが目に見えます。 飯能笹はアズマザサの一種で、この一帯にしか自生していない学術的にも貴重なものと言われています。

道なりでだらだらと長い登り坂(見返り坂)がしばらく続きます。
見返り坂とは源義経の母、常盤御前がこの道を登ったとき振り返りながら登ったという伝説がその名の由来です。先の山腹には御前ゆかりのよし竹もあります。
一方笹の間を抜け向こう側の尾根伝い(市道)見晴らしのよいポイントもありますのでこちらもぜひ通ってみて下さい。途中で高麗駅に降りる別れ道もあり5分ほどで住宅地に出ます。
この先で両方の道が合流しますが、すぐにまた二手に別れます。右手は直登コースです。子供専用の鎖場もあるのが珍しい。左手直進はどんなに日照りでも枯れたことのないという伝説の雨乞池を経由します。いずれのルートも勾配はさほど変わりありません。

多峰主(とうのす)山は標高271mで三角点もあります。市街地方面の眺望も得られる静かな山頂です。 飯能駅から徒歩約1時間半。


この先のルートへ
団地が見える方(やや急な岩場)を下って行くと住宅地を抜け高麗駅へ 名栗街道に降りるルートが2つ。本郷バス停方面と吾妻峡へ 吾妻峡方面に下って右に入ると久須美坂方面へ 尾根伝いの道に戻ると国道に出て高麗峠やきんちゃく田へ