奥武蔵ハイキングコース〜奥武蔵・秩父の旅


有間山(名郷〜蕨山〜有間山〜鳥首峠〜名郷)

名郷は名栗村の最深部。いくつかのハイキングコースの起点となっており、休日朝の飯能からのバスからは多くのハイカーが降り立ちます。車の場合はバス停手前のトイレの脇に何台か置ける有料駐車場があり鳥首峠への周遊やバスを利用した回遊も可能です。
バス停から川沿いに少し戻り、ワラビ入にかかる小さな橋が出発点です。 林道を登って行くとまもなく未舗装となり、砂防ダムが終点で、そこから右手の尾根へのやや急な登りがしばらく続きます。上部に空の明るさが見えてくると尾根道に達し、展望、日当たりも良く一息つけます。 しばらくの緩やかな登りの後、やや岩場混じりとなり、手で支えながらの急登となります。しかし道自体はそれほど危なくはありません。次々と小ピークを踏んで、稜線の分岐にでます。


名栗は林業の村

ワラビ入りにかかる橋

尾根道で一息

正面の突起は伊豆ガ岳と古御岳

分岐点
左の写真は3月中旬の時のものです。
たかだか標高1000m程度とはいえ、まだかなりの残雪がありました。右が有間山、左が蕨山方面です。(分岐点以前の写真は秋に蕨山に登ったときのものです)
蕨山との分岐点を右手に取ると、ゆるやかな下りに変わり窪地に到達します。ここには名栗湖と浦山からの林道が登ってきており、逆川乗越と呼ばれています。かつてここに営林署の無人小屋がありましたが、1998年に利用者の火の不始末で全焼してしまったとのこと。現在は更地になっています。
ここからは一転、登り、それもかなりの急登です。残雪が1m以上ある中のこの登りは大変な難行でした。後ろを振り返ると山がせり上がってきて、次第に展望がよくなります。(棒の折あたりでしょうか)
有間山という山は実在しなく、この周辺の一帯を指す総称として呼んでいます。ここには標識もありますが、実際にはここは橋小屋ノ頭のピークとなります。 有間山での最高点はこの先、南方のタタラノ頭です。 道は広く、適度な雪の中、アイゼンをつけて一気に下ります。 この先、いくつかの『頭』と名のつく小ピークを踏みながら快適な下りが続きます。 障子ノ窪と呼ばれる地点まで降りると、展望もよくなり名郷の採石場が正面に見えてきます。鳥首峠まで下りればあとは名郷に戻るだけです。

残雪の登りはつらいところ

橋小屋ノ頭(1183m)のピーク

橋小屋ノ頭を振り返る

障子ノ窪で展望もよくなります
しかし、、、この先峠への最後の下りが大変な難所でした。ヤセ尾根で下が凍結しているうえ、つかまる木立がほとんどなく、一歩一歩、、、緊張の連続です。冬季にこの下りは非常に危険ですので、使わないほうがいいでしょう。

峠に降りてホッと一安心