秩父の祭りと行事〜奥武蔵・秩父の旅 

秩父市・秩父神社御田植祭(4月4日)
秩父神社の参道で御田植神事として田植の一連の所作が演じられ、豊作を祈願します。これに先立ち、中町・今宮神社に『お水乞い』と呼ばれる御神幸行列がおこなわれます。
横瀬町・宇根の天王様(4月第一日曜)
秩父地方で最も早い祇園祭り(夏祭り)とのこと。八阪神社を出発した2基の傘鉾が山里を練り歩きます。午前中と午後と2回の曳き回しがあります。少し色づき始めた春の色を傘鉾の花が引き立てます。武甲山を背景に進む傘鉾。以前は天王山への勇壮な引き上げがあったとのことです。
横瀬町・里宮の神楽(4月15日)
御嶽神社の神楽殿で終日神楽が奉納されます。本来は全17座ですが、最近はその中の14座、しかしそれも全部舞われることはなくなっているそうです。日本の神話に基づく演目で、物語性にも富んでいます。子供たちはお捻りを目当てに集まってきます。
横瀬町・武甲山山開き (5月1日)
山頂御嶽神社にて神事がおこなわれ、山での安全を祈願します。当日は地元の小学生ハイカーで賑わいます。現在は移転してしまった一の鳥居跡から眺める武甲山。
荒川村・白久の串人形(4月第三日曜)
白久駅近くの公会堂でおこなわれます。江戸時代末期に一般の芝居を真似た人形芝居が有志によっておこなわれるようになったのが起源。当時は卵の殻に顔を描いたりして手作りの人形だったといわれています。大正時代になって一時とぎれていましたが、戦後復活され、現在では埼玉県無形文化財および文化庁にも無形文化財として指定されています。村の各イベントの際にも上演されます。(写真は2000年撮影)出し物の合間には人形とその操作を解説してくれます


大滝村・大陽寺大祭(5月5日)
大陽寺の縁日。現在では村民のためのイベントなどもおこなわれています。境内に咲くシャクナゲがちょうどこの頃見頃を迎えます。 (開催されない年あり)
小鹿野町・おひなげえ(4月3日)
小鹿野町の最深部、河原沢で月遅れのひな祭りがおこなわれます。『おひなげえ』とはお雛粥の意味。子供たちが河原でお粥を炊き、雛祭りを楽しみます。日本の雛祭りの原形とも言われています。今ではここと峠を挟んだ群馬県側だけで行われている貴重なものです。
写真は河原に飾られる桃の花と雛人形。大正時代に作られたものもあります。 (2000年撮影)円形に石積みをしその中でお粥をいただきます。我々カメラマンもご賞味にあずかりました、女の子は母親と調理に、男の子はもっぱら遊びまわっていました。
津谷木のお天狗さま(5月3日)
津谷木の木魂神社のお祭りで小鹿野歌舞伎が上演されます。ここでは常設の舞台が使用されます。 (2000年撮影)
吉田町・塚越の花まつり(5月5日)
お釈迦様の誕生をお祝いする祭りで、日本では唯一、世界でもネパールに同様のものがひとつあるだけだそうです。天明6年(1786年)からここ塚越地区でおこなわれてきています。
小学生を中心とした子供たちが2週間ほど前から摘んだ花を参道に撒きながら道を清め、お釈迦様と花御堂を
30分ほどかけて小高い山の上にある米山薬師堂まで運び、甘茶をかけて参拝をする、というものです。朝7時
からとりおこなわれます。
なんとも美しく、素朴さが魅力的なお祭りです。また子供たちの表情に懐かしいものを覚えました。(写真は1998年撮影)※2000年は昨年NHKのテレビ放映があったために大変な人出となりました)
つつじが満開の中、花を撒きながら参道を登る子供たち。 薬師堂の前で最後に一斉に花を撒くと歓声とため息に包まれます。
大滝村・奥秩父山開き(6月第一日曜日)
霧藻が峰下の秩父宮様レリーフの下で、登山者の安全を祈っておこなわれます。
大滝村・三峰の節句(6月5日)
三峰集落で行われる月遅れの男の子の節句行事です。6月5日に鯉のぼりが建てられます。もっとも最近はその数も減ってきており、この写真も大久保集落で撮影したものです。

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